先日、友人たちと久しぶりに「公園で遊ぶ」ということをした。
そこそこの大人になってからは、子供の頃みたいに近所の公園で遊んだり、広場で遊んだりということはもうしなくなってしまっていたが、ふとやってみると、とても充実した1日になった。
最近は気のせいか、公園でギャーギャー騒いで遊んでいる子供達を見なくなってきたような気がする。何かと色々便利になってデジタルな遊びも増えたし、どこでも行きやすい時代になってきているから、仕方ないのかもしれない。
じゃあ何で急に公園で遊ぼうということになったのか。それは面白そうな遊びを見つけてしまったからである。
モルックという遊びを知っているでしょうか。
ジャンルとしてはスポーツという括りなのだが、モルックはフィンランド発祥のアウトドアゲームといわれるもので、"外でやるボウリング"のイメージを持ってもらうと分かりやすいかな。
まず、使うものは木製の棒と12本の木製のピン、この2種類だけ。
この2つはそれぞれ"モルック棒"と"スキットル"と呼ばれる。

この写真のように、1〜12までの数字がスキットルに書かれている。
誰でも楽しめるスポーツなので、簡単にやり方を説明しよう。
ルール
簡単にどういうスポーツか説明すると、個人戦もしくはチーム戦で、交互にこのモルック棒を投げてスキットルを倒すことで点数をとり、最終的にピッタリ50点を目指す。先に50点になった人もしくはチームが勝利だ。
遊び方の流れ
1.準備
まず、12本のスキットルを三角形状に並べる。
並べ方は決まっていて、下の画像のような位置でに並べる。

そしたら、3〜4mほど離れたところに線を引いて、モルック棒を投げる位置を決める。

こんな感じで、この箱の位置からスキットルに向かってモルック棒を投げるイメージ。
これで準備完了。
2.プレイ方法
順番を決めて、先攻からモルック棒を投げてスキットルを倒していく。
- 倒れたスキットルの数え方は2通り
1本だけ倒した場合→倒れたスキットルの"数字"が得点。
2本以上倒した場合→倒れたスキットルの"本数"が得点。
※倒れたスキットルは、その倒れて動いた位置のまま立て直す。なので、ゲームが進むにつれてスキットルが散らばっていくのだ。
3.勝利条件
- 先にピッタリ50点に到達した人もしくはチームが勝利となる
- もし50点を超えてしまった場合は、スコアは25点からスタートし直す。
※3回連続で1本も倒せなかった場合は、そのプレイヤーは失格となる。
こんな感じのルールで楽しむスポーツである。
(※ちゃんと人が居ないスペースでやろう)
見た目以上に戦略的なスポーツで、倒し方によっては相手の妨害ができたり、自分たちに優位な状況に調整したりすることができるので、少し頭を使いながらも手軽に楽しめてめちゃくちゃ盛り上がった。
これの一番の良いところは、こういった公園や広場でどこでもできることだ。アウトドアレジャーの遊びの候補してもすごく良いと感じた。
ちゃんと人が居ないスペースでやりましょう
すぐにまたやりたいな。
